Itinga,Minas Gerais,Brazil
7月7日、今日は七夕ですね。
皆さんは、七夕の飾り付けはしましたか?
七夕飾りのアクセントとして、鉱物を添えるのなんかも良さそうですよね。
そんな七夕飾りとしてもぴったりではないかと思う鉱物を紹介したいと思います。
横幅約4cmで、クリスタルワールドさんでの購入品です。
まず、「スターマイカ」というものは白雲母が双晶を成したものになります。
上の画像からも分かる通り、双晶して星型のようにチクチクしています。
母岩全体に星が刺さってるかのようですよね。
色も黄色いので余計に星のようです。
白雲母自体、そこまで珍しい鉱物ということもないと思うので、手に入れるハードルも高くないと思います。
砂金取りをしている人が、パンニング(川底の砂や砂利をすくって、砂金とその他を分ける作業)をしていると、砂金は下に沈み、上には細かい雲母が浮いて、とてもキラキラします。
その輝きも星々のようです。
地上の星とも言える鉱物も、七夕飾りの一つとして飾ってみたいですね。
一年に一度の七夕、星まつり。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は教室での授業風景から始まります。
夜空の星の話をしているのですね。
宮沢賢治は鉱物好きとしても知られています。
ところで、この宇宙には一体いくつくらい星があると思いますか?
「男なんて、女なんて、星の数ほど」
というセリフを、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
もしかしたら使ったこともあるかも知れませんね。
ではその「星の数」とは?
星は、1等星から6等星まで、明るさによって6段階に分けられています。
現在、地上から肉眼で見える6等星までの星は約8600個。
では私達が見ることのできない宇宙全体ではどうでしょう。
宇宙には約1000億個以上の銀河があると言われています。
1つの銀河は約1000億から1兆個の星でできていると考えられているので、少なく計算しても、1000億個×1000億個くらい…
まさに「星の数ほど」ですね。
有名な星の歌といえば「キラキラ星」。
この歌の影響もあるのかもしれませんが、私達たちは星を「キラキラ」とか「チラチラ」などと表現しますね。
それは星が、またたいて見えるからでしょう。
しかし星はまったく、またたいてはいないのです。
星から放たれた光は、遥か宇宙を越えて地球へと届きます。
宇宙空間と違い、地球には大気がありますね。
大気とほ空気の層のことで、空気は湿度の違いや、風か吹くことによって密度が変化し、揺らぎます。
星の光が地球に届き、大気を通過する時、この大気の揺らぎによって、星はまたたいて見えるのです。
地上から見た星は「点滅」、宇宙空間から見た星は「点灯」といったところでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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