Green River Formation,Kermmer,Wyoming,USA
新生代始新世
化石だと、このように「板状の岩に模様が付いているようなものが好き」という自分と同じ感覚を持ってる人も、もしかしたらいるのではないでしょうか。
博物館の展示みたいで、とても映えると思いますよね!笑
魚の種類は、学名の欄に「Knightia」と書いてあり、検索してみると「ナイティア」と読む属の魚のようです。
いつも通り分類すると
動物界、脊索動物門、条鰭綱、ニシン目、ニシン科、ナイティア属、〇〇種
というところでしょうか。
ちなみに魚の体長は約8cmで、クリスタルワールドさんでの購入品です。
全体を見ると大まかに魚なのは確認できると思います。
頭の部分を撮ってみましたが、目かな?って部分もちゃんと分かるのも、 なんかいいですね笑
あとこの話は聞き流してもらえればいいんですが
この頭の部分が、
こう見えるような気がしててですね、
この角度でも、
こう見えるんですが、口の先にも別の化石のように見える部分があって、もしかして何かを食べた瞬間なのかなって思ったり笑
ヒレは、なかなかくっきりと確認できますね。
進化の過程を解明していく上で、化石は重要な役割を果たしてきました。
それぞれの種が「誕生した時期」と「絶滅した時期」を知るために化石が調べられるのです。
化石から進化の過程を解明していく、この基礎を築いたのが「種の起源」を著したチャールズ・ダーウィンです。
ダーウィンは子供の頃から植物、貝殻、鉱物を集めていたといいます。
ダーウィンは著書の中で、「すべての生物は共通の祖先から進化した」という仮説を立て、生物は段階的に進化し、それが現在も続いていると論じています。
ダーウィンは数え切れないほどの化石を調べることで、生物たちは誕生と絶滅を繰り返してきたことを知り、「環境に最も適した種だけが生き残った」という結論に至ります。
ダーウィンの説によれば、全生物の共通の祖先は約35億年前に生息していて、その後、無数の種へと進化していった、つまり私たち人間も単純で下等な生物、バクテリアから進化したということになります。
しかしこの考えは、多くの人々にとって受け入れ難いものでした。
なぜなら当時の人々は「人類は他の動物とは異なる高等な存在である」と信じていたからです。
「人間も単なる種の一つにすぎず、他の動物と同じようにいつか絶滅する」というダーウィンの考えは、とても受け入れられるものではありませんでした。
1831年、ダーウィンはイギリス海軍の測量船「ビーグル号」に乗船し出航します。
主な目的は「南米大陸沿岸の地図を作成」でしたが、ダーウィンにとっては生命やその起源の探求こそ大きな目的だったことでしょう。
5年にわたる航海の間、数千個もの化石を収集し記録していきました。
化石を調べるうちに、生物はある原理に従って進化してきたことを知ります。
「自然選択」と名付けられたこの原理は「環境に適応できたものは生き残り、できなかったものは死んで絶滅した」というものです。
航海で立ち寄った国々で目にしたものは、奴隷として暮らす人々や酷い仕打ちを受けている先住民などでした。
そこにダーウィンは人間の残虐さを見ます。
そして化石を調べることにより自分が至った結論は正しかったと確信するのです。
「やはり人間は下等な生物から進化したのだ」と。
これは著書の中でのダーウィンの言葉です。
「人類には祖先が下等だったことを示す消しがたい印が刻まれている」
現在では、技術の進歩で岩石や化石の年代を正確に測定できるようになり、生物は時とともに進化するという説は科学的に実証されています。
それにより「地質年代区分表」も作成されました。
これでそれぞれの生物の生きた年代が分かるようになりました。
ところで生物の分類についてはどうでしょうか。
ダーウィンより少し前の時代に、生涯をかけて生物の分類に取り組んだ研究者がいます。
「カール・フォン・リンネ」です。
1万数千種もの動植物を分類しました。
あらゆる生物を「動物界」と「植物界」に分け、「〜界、〜綱、〜目、〜属、〜種」という分類に階級を作りました。
現在ではさらに、「〜門」と「〜科」が新たに加えられています。
いや〜勉強になりましたね。
お読みいただきありがとうございました。
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