2020年4月19日日曜日

マラウィのエジリン

Mt.Malosa,Zomba,Malawi


スッと鋭くのびて黒光りする渋カッコいい石がこのエジリンです。

鉱物の中でも馴染みが深いペグマタイトで見つかります。

水晶のような透明鉱物、黄鉄鉱のような金属鉱物を手に入れたら、不透明の色石もぜひほしいところですがそこでエジリンを候補にするといいのではないかというくらいカッコいいと思うのです!

画像の標本は自分のコレクションのなかでも屈指のお気に入りになります。
まあ買うものは全部お気に入りではあるけど笑


名前:エジリン輝石、錐輝石
英名:Aegirine

組成:NaFe3+Si2O6

モース硬度:6

晶系:単斜晶系

分類:珪酸塩鉱物

(mindatより)




大きさは大体横幅最大3cmちょっとくらいで、クリスタルワールドさんでの購入品になります。

まずはちょっと見てください笑


漆黒って感じですね〜。

そういえば、ずっとエジリンエジリン言ってましたがさっき書いたとおりエジリン輝石というのが正確な名前で、輝石というグループに入ります。

それで翡翠というのがありますが翡翠も翡翠輝石なので同じ輝石グループですね。

こうやって全く違うような鉱物どうしでも共通点があったりするとロマンを感じます笑


母岩についた標本やクラスターだったら共生鉱物を観察するのが醍醐味の醍醐味!

画像に書いたとおり無色透明の鉱物は水晶かなと思います。

しかし買った当時は気づきませんでしたね〜笑

なんていったって形が似てる!!

こう見るとなかなか水晶との相性は良さそう。どっちもクセが強くなく割と万人受けするんではないかという印象。



こちらは長石との共生が分かる画像です。

白いのが長石で、長石にも色々あるんですが、ちょっと奥が深すぎるので割愛ということで笑笑

でも一つ言えるのは黒と白のコントラストですごく見栄えが良いです!

こういう強いコントラストも「共生」という形ででる魅力かなと思います。

そう言う意味で自分は結構母岩付の標本を好んでます。

あと母岩ごと採取されたものは得られる情報も多いですし、それをあれこれ考えて見回すのがすごく好きですね。

思いついたまんま書いてるのですごい支離滅裂な感じもしますが笑笑


あとこれ剣がピカーッと輝いてるなんかポスターとかにありそうじゃありません?

このエジリンは本当ダイヤモンドかっ!ってくらいキラッキラッ輝くんです。


家族に見せてみたところ…

「ひじきみたい。」


(写真ACより)


あー確かにね笑

長石がかなりリアリティをもたせてる感じがする。

こうやって別のものに見立てるのもやっぱ鉱物を集める楽しさの一つだなと思いますね。


そして最初の方に不透明とかなんとか言ったんですが

若干ですが透けて緑色っぽくなってますね。

透明かどうかっていうとどうですかね〜まあ微妙なところです笑




この標本はザ・ペグマタイトという感じですが、これの産出国のマラウィはペグマタイトが強いイメージですね。

他にもマラウィのペグマタイトを持っていますが、それもザ・ペグマタイトって感じです。

なんとなくペグマタイトが欲しいなと思ったら、マラウィのペグマタイトを選んでも悪くないかなと思います。

正直自分で言うのもなんですが、このエジリンはかなり質が高いと思います。

でも自分もまだマラウィのペグマタイトは欲しいですね笑

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